「米金利が上がった」だけでは、日本株にどう効くかは決まらない
米国 10 年債利回りが上がったとき、上がった理由が好景気・インフレ再燃・財政と需給のどれなのかで、効く業種は入れ替わり、ときには符号ごと反転します。 金利は割引率/日米金利差(円)/日本の長期金利/利回り競合/リスク選好という 5 本の経路を通って日本株に伝わります。 その分解を、理由 7 通り × 日本株 62 銘柄について、根拠の確度つきで整理しました。 過去に金利が動いた局面 9 件の記録も収録しています。金利の水準も方向も予測しません。
次の FOMC や物価指標の日を設定すると、ここに残り日数が出ます。日程は自動取得していないので、FRB の公表カレンダーを見てご自身で入れてください。
保有銘柄と日付を設定する →① 金利が動いた「理由」を選ぶ
上がるか下がるかの 2 択ではなく、なぜ動いたかで選びます。 同じ「米金利上昇」でも、好景気が理由か、インフレ再燃が理由か、財政・需給が理由かで、 効く業種は入れ替わります。ここがこのツールの本体です。
金利が上がった
上がった理由で、株式全体の向きと効く業種が変わります。
金利が下がった
下がれば株高、とは限りません。下がった理由で結果は逆になります。
動いていない
比較のための基準として置いています。
🔥 インフレ再燃型の金利上昇
物価指標が想定より強く、利下げの後ずれ(あるいは追加の引き締め)が意識されて長期金利が上がる型。景気が良いからではなく、金融政策が緩まないから上がる。
この型だと見分ける手がかり:CPI や PCE の発表直後に金利が跳ね、同時に米国株が下げる。政策金利の織り込み(先物)がタカ派方向にずれる。
注意:5 本の経路のうち 4 本が同じ向きに効く、いちばん逃げ場の少ない型。円安の追い風だけが残るため、輸出企業以外は広く逆風になりやすい。
② 5 本の経路がどう動くか
効く業種を決めているのは金利の水準ではなく、どの経路がどれだけ動くかです。
③ 保有の内訳
保有銘柄を登録すると、この理由で金利が動いたときに追い風側・向かい風側・ほぼ無関係に いくら置いているかが出ます。入力した内容は端末内にだけ保存され、サーバーには送られません。
保有銘柄を登録する④ 3 分類のバランス
ここは選んだ理由によらず、保有そのものの性質です。どの分類が 0% かを見ると、どの局面で受け皿が無いかが分かります。
保有銘柄を登録すると、3 分類にどう配分されているかが出ます。
⑤ 収録銘柄の効き方
追い風 20 銘柄 / 向かい風 40 銘柄 / ほぼ無関係・打ち消し合い 2 銘柄。タップすると、どの経路がどう効いたかの内訳と根拠が開きます。
追い風になりやすい側(20)
向かい風になりやすい側(40)
この結果を共有する
共有されるのは選んだ理由だけです。保有銘柄と評価額は URL にも画像にも入りません。
表示は強い追い風追い風やや追い風中立やや向かい風向かい風強い向かい風の 7 段階です。%(変動率)ではありません。理由は 7 通り、日本株 62 銘柄を収録しています。